グーグルアドセンス、クリック型から成果報酬型へ移行か?
Googleは米国時間6月21日、「Pay-Per-Action(PPA)」方式の広告プログラムのベータテストが、ワールドワイドで利用可能になったことを発表した。世界中の広告主が利用することができるという。(CNET JAPANから引用)
グーグルアドセンスは一般個人の運営するサイトでも広告を掲載する事ができる優れたプログラムである。
しかもその報酬はクリック型の中では飛びぬけて高い。
実際、私自身もアドセンス広告を掲載したブログを運営しているが、1クリックで$1を超える報酬が発生している事が頻繁にある。
中には$2近い報酬の事も少なくない。
これは、アドセンスがコンテンツを解析して、その中に登場する特定のキーワードに関係の深い広告を自動で掲載するというしくみになっていて、広告主がそのキーワードに入札するという形式になっているため、競争率の高いキーワードはそれだけ掲載者のクリック報酬も高くなるためだ。
しかし、こういったしくみであるがゆえに不正クリックも多いようだ。
グーグル側では、広告の掲載者が自らクリックする事や仲間に指示してクリックさせる事など一切禁じている。
クリックが発生したPCのIPアドレスを常に監視し、同一のIPアドレスから異常に多くのクリックが発生した場合などは不正とみなしているようだが、この方法もネットカフェからのクリックや公衆無線LANからのアクセス、あるいは無料プロバイダを利用した接続などを判定する事は不可能だ。
このため、広告主にとっては効果の無い無駄なクリックが数多く発生している結果となり、グーグルにアドワーズ広告の効果についての不満が多く寄せられているのだろう。
PPA型になるという事は広告手法として現在多く用いられているアフィリエイトと同じであり、アドセンスの最大の魅力であるクリックだけで捕獲的高い報酬が得られるという部分が失われてしまう。
現在、アドセンスを主な収入源にしている人が世界中でどれくらいいるか分からないが、それらの人たちにとっては生活の根幹を揺るがす事態になるかもしれない衝撃的なニュースであると言える。
関連記事
- Yahoo、Googleに対抗して 個人サイト向け広告配信を開始
- ヤフーは12月13日、サイトやブログを運営する個人、法人向けに、行動ターゲティ...
- グーグル 携帯でもアドセンス展開へ
- モバイル版AdSenseは、携帯電話向けのサイトに設置できる広告プログラムで、サ...
- グーグルアドセンス、クリック型から成果報酬型へ移行か?
- Googleは米国時間6月21日、「Pay-Per-Action(PPA)」方式...